【練馬】歯科に通院するために大事な評判や費用について解説！

自由診療とは

自由診療とは、健康保険の適用にならない診療のことです。健康保険の適用となるのは、厚生労働省が承認している必要最低限の治療法に限られます。承認されていない治療については、保険適用外として自由診療の対象です。
保険診療と自由診療を混ぜて行う、混合治療は認められていません。自由診療の治療が行われた場合は、治療の中に含まれている保険診療も自由診療として扱われます。

保険外併用療養費などのように、混合診療が例外的に認められることもありますが、それでも自由診療部分は保険が適用されず、料金が増える大きな要因となります。自由診療の場合は医院側で自由に料金を設定できるため、結果として医院ごとに料金が異なるのです。

自由診療となる主な治療

自由診療となる歯科の治療には、以下のようなものが挙げられます。

• 検査、予防処置
• 歯列矯正
• 金属を使用した入れ歯
• セラミックのクラウン
• インプラント治療
• ホワイトニング、クリーニング

上記は自由診療の一部です。予防歯科や審美歯科は「必要最低限の治療」とみなされず、自由診療になります。

自由診療のメリット

ここまでは自由診療の費用ばかりに視点が向いていましたが、自由診療にもメリットはあります。自由診療では、患者様に合わせて高品質の医療サービスを提供することが可能です。例えば、インプラント治療は何らかの事情で歯を失った箇所に、人工歯根を埋め込む治療です。高額にはなりますが、いくつになっても自分自身の歯で食事ができる点は、大きな魅力といえます。また、歯列矯正を実施することで、発音が良くなったり、噛み合わせが良くなったりすることが期待できるでしょう。

医療費控除

自分や生計を共にする家族の医療費が年間で10万円を超える場合、医療費控除として所得税・住民税を減額できます。インプラントや歯列矯正に関しては医療費控除の対象であるため、年間の歯科医療費が高額になっている場合は利用してみるとよいでしょう。毎年の確定申告時に行います。

無料低額診療制度

以下に該当する方に関しては、治療を無料もしくは低額で受けられる制度があります。

• 保険証がない（短期保険証や資格証明書が発行されている）
• 収入がなく医療費が払えない
• 病気や障害などでなかなか働けない

ただし、あくまでも生活が改善されるまでの一時的な制度であり、受けられるのは1ヵ月程度である点には要注意です。

デンタルローン

歯科治療専用に、デンタルローンがあります。歯科治療にしか利用できませんが、通常のカードローンに比べて金利が低い点がメリットです。ただし、利用には審査が必要で、融資までに1～2週間程度かかります。

クレジットカードで支払う

歯科医院の中には、クレジットカードで支払えるところもあります。通院予定の歯科医院に、事前に確認してみることをおすすめします。